EmooveのMemoryを記録しシェアするメディア

社長業は失業業だなって思った話

社長業は失業業だなって思った話

こんにちは、Emoove[エモーヴ]の代表の鵜飼晃弘です。

現在Emooveは訪日外国人向けのメディアの運営と新規事業立ち上げを行っています。1日1日が非常に濃く、また事業自体も大きく成長しています。

企業の中身としては、現在4名体制で動いており、一緒に働くメンバーのコミットメント力に圧倒されながら過ごす日々です。今日はそんなメンバーたちと働いていて気づいた「社長業は失業業だな」というお話をしたいと思います。

今までの自分を振り返って

私は今までずっとマーケターとして最前線で戦う道を進んできました。今までも、事業を伸ばすために今自分にできることは何かを必死に考えながら格闘していました。

自分がフロントに立ち、施策を決め、実際にアクションを起こし、時には失敗することもあるけれど、それが直接的に成果に結びつく、そんなサイクルが楽しくて仕方なかったんです。

実際にそれで売上も伸ばしてきましたし、自分の中でも成功体験もありました。

なにか新しいことをやるなら、全部に絡みたいと思って積極的に動いてきました。

それが今までの自分の仕事のスタンスでしたし、会社にとっても一番効率のいい方法だと思っていました。

自分がフロントを離れることなんて、想像もしていませんでした。

でも、Emooveで今のメンバーと一緒に働くようになって、自分自身の考えを大きく改めさせられました。

会社の創業期

往々にして、会社の創業期とは大変なものです。

(Emooveに関しては今こそ創業期真っ只中なので、死ぬほど大変ですが。。。)

リソースもパンクしてしまうほどの少ない人数で、フロント業務はもちろん、オペレーションからバックオフィスまで全部回さなくてはいけない。

また、資金も限られているので、その限られたお金をどのように使って、会社にとっての価値を最大化していくのかを考えなければいけませんし、なにより資金繰りをしなければ会社は倒産してしまいます。

ご経験がある方はもちろん苦い思い出もあるでしょうし、そうでない方も想像は容易につくのではないでしょうか?

そんな創業期においては、代表ももちろんフロントに立ちます。そうでなければ、通常の業務が回らなくなってしまうくらい大変だからです。

でも、それは私にとっては好きなことなので、まったく苦になりませんでした。

毎日売上やKPIの数値にみんなと一緒に一喜一憂したり、目の前の問題をどうクリアしていくのか一緒に考えたり、そんな日々が楽しくて仕方ありませんでした。

そんな日々は少しずつ変わっていきます。

優秀な人はガンガン仕事を奪っていく

先ほど申し上げたように、会社の創業期とはそういうものですし、Emooveも今まさに創業期のはずです。

でも、弊社のメンバーはやはりすごかったです。

「この事業は全部俺が責任持ってやるわ」

「あ、その業務は俺がやるからいいよ」

そんなことを言って、ドンドン私の手元にあった事業・業務を奪っていきました。

1人1人が強い自律の精神を持ち、会社全体でひとつのチームとして機能するために、それぞれができることを考えて動く。

そんな【自由と自律】【One Team】という会社のコアバリューが、かなり深いレベルで組織の文化として浸透していたんです。

気が付けば、

「あれ、これ俺いなくてもいいんじゃないか?」

と思えるくらい、手元にはなにもない状況となっていました。

まるで自分が失業したかのように思える状況です。

社長という仕事の本質

記事のタイトルにもあるとおり、「社長業は失業業」だと思います。

自分が持っていた仕事を信頼できる仲間にドンドン任せていくこと。

今まですごく忙しかったのに、いざ手元になにもない状況になると、何をしたらいいのか分からなくなってしまう人、または、ついつい怠けてしまうような人もたくさんいます。

しかし「社長業は失業業」とは、単に仕事をしなくてもいいという意味ではなく、本当の真意は大きく分けて2つあります。

①自分が何もしなくてもいいくらい強いチームを作ること

②任せることで空いた時間で未来のことを考えること

「仕事を手放す」・「任せる」ということは、思ったよりも全然難しいことです。

普通ならどうしても不安になってしまったりしますよね。

でも、Emooveには「背中を預ける」という文化が本当に浸透しています。仲間のことを本当に信頼し、背後のことは任せて自分は自分のやるべきことに集中する。

この環境があるからこそ、1人1人が本当の意味で自由な環境において自分の裁量でやりたいことに取り組むことができる。だからこそ、仕事が楽しくなる。だからこそ、事業が伸びる。

まずはそんな状況をこれからもずっと作り続けること。

そしてその中で私たちが進むべき未来を指し示すこと。

そんなことが私のこれからの仕事なんだなと、みんなと働くことで改めて思いました。

はじめての挑戦ばかりで分からないことだらけですが、これからも精一杯頑張っていこうと思います。

今後ともEmooveをどうぞよろしくお願い申し上げます。

SNSでフォローする