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中学生に語った「イシューからはじめよ」の安宅さんのお話が素晴らしすぎる!

中学生に語った「イシューからはじめよ」の安宅さんのお話が素晴らしすぎる!

こんにちは、Emooveの鵜飼です。もうすぐ2016年度も終わりですね。Emooveは会社の創業からまだ1ヶ月ちょっとですが、かなり慌しい、そして楽しい日々を送っております。

そんな今日この頃ですが、私が昔から愛してやまない名著に「イシューからはじめよ」という安宅和人氏の本があります。私自身の思考プロセスの根本はこの本によって出来たと言っていいくらい、何度も何度も読んできたバイブルです。まだ読んだ方がない方、ロジカルシンキングに自信がない方はぜひ読んでみてください。

今回はそんな本の著者の安宅さんが、現代の中学生に向けて行ったセッションのサマリーがブログになっており、大人が読んでも本当に素晴らしいと思える内容でしたので、そちらをご紹介したいと思います。

35点ほどの要点にまとめられておりましたが、私が特にご紹介したいと思ったものを記載しますので、ぜひ全文を読みたい方はこちらをどうぞ。

今日、何人かの中学生たちに送った言葉

 

大量生産の時代は終わり

2. 単なる大量生産の時代は終わり、ワクワクをカタチにすることが富を生み出す時代になった、、、あらゆる分野のアップデートを掲げ、形にすることで、モノをただ作っても決して生まれない規模の巨大な富が生まれる

 
この言葉のとおり、現代の世の中においてはモノが充足し、大量生産の時代は終わりを告げています。そんな中で必要となってくるのが、”付加価値”。どれだけ世界中の人たちをワクワクさせられるか、そんなことがこれからのビジネスの主流になってくると私自身も考えています。どれだけこの商品を安く仕上げるかではなく、どれだけこの商品を通して人をワクワクさせられるのか。そしてそのワクワクが生み出す経済規模は、今までの比じゃない大きさに到達する可能性を秘めています。それを考えるだけで、挑戦していきたくなりますよね。

私たちもまさに今、そんな「ワクワク」にチャレンジしています。

 

自分の感性を信じろ

4. ここからは素直にただ話を聞いて走ればいい時代(既存のルールでのサバイバル)とはかなり異なるモード(ジャングルを切り開きサバイバルするようなスキル)が必要になる、、、お父さんやお母さんの世代にとっての成功像をそのまま目指すとダメな人になる可能性が高い。時代の空気を吸った自分たちの感性をある程度以上に信じる必要がある

 
机にかじりついて勉強して、一流大学に入って、一流企業に就職して、終身雇用で安泰。そんな過去の成功像が今じゃ通用しない世の中になってきています。でも、未だにそれを成功像とする価値観や風潮が強い世の中だなぁと感じています。

世の中が変わり、そこに生きる人々の価値観が変わり、そして新たな世代への教育が変わっていく。大きくはこの流れで時代は動いていきますが、今の日本ではこの流れがあまりにゆるやかに流れすぎていて、実態と世の中の価値観・教育との間で大きすぎるタイムラグが生まれているように感じます。つまり、実態と価値観や教育が噛み合っていない状態です。

だからこそ、その時代に生きる若者たちは、自分自身の感性を磨き、もっとそれを信じて突き進んでいく必要があります。

 

自分一人でなんでもできるは無理

6. 自分がなんでも出来るすごい人になるよりも、どんな話題でもそれぞれ自分が頼れるすごい人を知っている方がはるかに大切

 
昔は国語も数学も社会も理科も、なんでもできた優等生かもしれません。でも、仕事というものをやっていくと、いかに自分に出来ないことが多いかを思い知らされます。そんなときに、色んな話題について、それぞれトップレベルの人との人脈を持っていることは、本当に大きな価値だなと思います。「コミュニケーション」というスキルの重要性が、本当に高まっている時代なんですよね。

 

熱狂できるものを探せ

15. とはいうもののリベラルアーツ(基礎リテラシー)を身に着けた上では、自分が面白くて熱狂できることを追求すべき、、、何であれ食べていくためには一人前、一流の人を目指すべきだが、圧倒的に頑張れないことでそうなることは難しい

 
そこそこの小さな成功を手に入れることは、ある程度のスキルがあれば難しいことではない世の中になってきました。でも、本当に大きなことを成し遂げようとしたときに、もっとも大切なものはスキルではなく、「熱量」だと思っています。自分が本当に熱狂できるものを見つけることはとても難しいですが、でも無我夢中になれるなにかを見つけない限り、大きな成功はありません。

私たちも今まさに強烈な熱狂の中で、自分たちが目指すものの実現のために全力で進んでいます。

 

境界領域に産業が生まれる

16. 読み書き算盤的なリベラルアーツ(基礎リテラシー)以外の専門性は、ICTそのもののど真ん中というより、境界領域にこそ重要性が激増する、、、マーケティング、医療、社会問題など普通の生活課題を新たな技術をつかって刷新するところに産業が生まれる

 
遠い先の未来を予想することはとても難しいですが、今まさに世の中に起こっている変化、そしてこれから数年かけて起こる世の中の変化は、間違いなくこの方向性です。技術を革新していくだけでもなく、生活環境の中へ新しいモノを生み出すだけでもない。ここでいう「境界領域」という、技術を使って生活課題を解決していくことこそ、これから先に生まれてくる産業形態だと思います。

 

リーダーシップがなにより大切

19. スキルとは変化を引き起こすための能力、、、よく思われるような専門スキルというより、もっとベースの基礎スキルやリーダーシップのほうが大切

 
社会に出て働き始めると、専門性のある色んなスキルを身につけはじめます。SEOやら、広告運用やら、ブランディングやら。でも、すごく特化したスキルを持っていたとしても、リーダーシップを兼ね備えていないと、本当に活躍することはとても難しいです。ここでいうリーダーシップとは単なるマネジメントを指すのではなく、組織の中で自分がどう振舞うのかというもっと広義な概念だと思っています。

Emooveでは全員にこのリーダーシップを持つことを求めており、1人1人が強烈に自分自身、そして周りを引っ張りながら仕事をしています。

「リーダーシップ」には何が必要か?

 

日本はまだまだこれから!

21. 日本が豊かさを保とうとするならば、我々は(カメラや、時計、クルマ、電機、石油化学、鉄などで行ったように)再度世界をとる、世界規模で何かを良くする必要がある

22. 日本はあと数十年、人口縮小、人口調整局面が続くが、日本から世界をとるもの、世界を刷新するものやサービスが生まれないという話は全く別、、、十分生み出しうる

24. 日本や他の先進国の人口はおそらくいまの2/3か半分ぐらいに減ることになる。また環境問題はおそらく続く、、、この結果色々しばらくいろんな事が起きるが、それらはすべてある種のチャンスとして捉えるべき。氷河期時代も含め、人類は何度となく絶滅の危機に瀕してきたが全て乗り越えてきた

 
「日本はもうダメだ」そんなことを言われる世の中になってしまいました。人口は減少し、市場は縮小し、先進国に取って代わられてしまう。果たして本当にそうでしょうか?そんな状況を打破するには、日本発で世界規模で価値を提供するグローバルなサービスの創出が不可欠です。

僕たちは決してあきらめることなく、日本から始まり世界を変えるような、今のピンチをひっくり返してしまうような、そんな大きな規模のビジネスを生み出せるように、これからも精一杯頑張っていきたいと思います。

 

評論家がなんと言おうが関係ない

26. 評論家とかシニアな人や(君らから見ると)なんでも知ってそうな人がどう思うかとかはどうでも良いし愚問である、、、自分がどう思うかのほうが遥かに大切

 
世の中には3つのタイプの人がいると思います。今世の中で起こる物事をただ眺めて身を任せる「傍観者」、その物事にただ意見を並べたてるだけの「評論家」、その物事に自ら変革を起こそうとする「実行者」。

僕たちは全員が自ら変革を求める実行者の集まりです。ただ横で意見を並べ立てる評論家の言うことを気にしていても仕方ありません。自分の感性で持って自分がいいと思ったことを突き進めていくのが一番です。

 

これからの世の中を変えるのは若者

27. このような変革の時代で革新を起こすのは常に若者、、、それは10代、20代、30代前半までの人が中心。皆さんのチャンスの窓はいつまでも開いているわけではない。学校はいつでも戻ってこれる。何かやるべきものが見つかったらすぐにやるべき

 
そして最後に、これからの世の中に変革を起こしていくためには、新たに若者の登場が必要です。日本からも、ソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんなど、世界的な起業家が登場してきました。彼らもまだまだ現役バリバリの経営者でありご活躍もされていますが、そろそろそれに次ぐ次代の若者たちが現れてきてもいいのではないでしょうか?

世界に打って出て世の中を変革していく、そんな若者の一人として私たちも名を連ねられるよう、これからも全力で突き進んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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